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【マシニング】ケガキ加工初挑戦!

今回は ZAS型に ケガキを入れる技術を アミヤ初で試みました。(*•̀ᴗ•́*)و ̑̑


型は澤本くんが削り  ケガキは半分ずつ削らせてもらうことになりました


今回ブログを担当します。小山です。よろしくお願いいたします




まずは、いつも通りに型構想を入念に練り、型サイズを決め、鉄板で箱を作り、そこにZASを流し込み、


材料を作ります

20150501-ザス型-9




出来上がった材料をマシニングにセットして作っておいたプログラムで加工します

20150501-ザス型-8


20150501-ザス型-7



20150501-ザス型-5



このプログラムも 荒加工はどの工具でどこまで削るのか


仕上げ工具はどう走らせたら綺麗に仕上がるか  などなど・・・



たくさん。たくさん。考えた …φ(。。*)  想いがふんだんに盛り込まれたプログラムなんです。(´。✪ω✪。`)



なので出来上がった型には、ものすごく愛着が湧くんですよねー  ~(˘▾˘~)



まぁ~ そんなことはどうでもいいですね・・    本題のケガキに入りたいと思います






なぜ ケガキを入れるかというと



型に製品形状のケガキを入れておくことによって 型が正確な検査治具になります。


プレスで成型した後に 3次元レーザーでカットして製品が出来上がるのですが、



この治具を使って、プレスされた製品のゼロ点と3次元レーザーのゼロ点の誤差を


微調整していくことによって より正確にカットすることが出来るのです



これで、寸法通りにカットされた正確な製品を納品出来る様になるという、非常に重要な工程になります




そしてこのケガキ技術というのが、 本来はマシニングにない技術で いろんな細工をしないと出来ない・・


どこでも出来るというレベルの技術ではなく、 かなりハイレベルな技術なのです。٩( 'ω' )و




20150501-ザス型-2




ケガキの針は直径0.5mmです 機械に取り付けられた部分が、くるくる回るようになっていて、



回しても針の先端は動かないように針の位置を顕微鏡を使って合わせておきます




そして、この針を使って0.1mmの深さで、 歯医者さんみたいな音を出しながら削っていくのですが・・ 




型は3D形状をしているので このケガキ針を常に面に対して垂直になる様に機械の中に入って 手で回しながら削っていくのです。。


場所によっては深く入ってしまうところもあるので 


手に伝わる感覚で深く入れば少し引っ張ったりしながら 溝の深さを一定にしていきます




あまり負荷がかかってしまうと直径0.5mmの針なので、すぐに折れてしまうのです




まさに職人技です。(*•̀ᴗ•́*)و ̑̑



20150501-ザス型-1




20150501-ザス型-11




20150501-ザス型-3



20150501-ザス型-4



綺麗に出来上がってました。さすがですね~  ٩(ˊᗜˋ*)و





アミヤで出来ることが、また一つ芽を出しました。 いつか大木になると思います(≧▽≦)



良い製品を作る為に これからも想いを たくさん たくさん込めた製品作りを心がけたいと思います。
٩(ˊᗜˋ*)و




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大阪で板金の仕事をしている会社です。これから、様々なスポーツ活動や社内外のイベント及び作業中の様子を報告しいきたいと思います。

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