【近況報告】マシニング
季節の変わり目ですね。
朝昼の寒暖が激しくなってきましたね。
朝の出勤時に防寒着と手袋をもう付けてるHIROです。
アミヤにマシニングが導入されたのは以前のブログでも、書いたのですがその近況報告になります。
大分日にちが過ぎてしまったんですが、実稼動させられる知識を身に着けるべく、
鈴鹿にある、金型屋様のところで1週間マシニングの勉強をさせて頂けるという事で
9月1日より、1週間出張勉強してまいりました。
旅立ちますっ!

実際、専門家の方がマシニングを動かしているのを見るのは初めてで、
今思えば、見ることに必死になる事で精一杯でした。
今回の出張の目的は、「アミヤの工場に何の工具が必要なのか選定する」です!
材料をどういう刃物で削りたいか、最終形状までどういうアプローチで刃物を選択するか
そういうことを考えながら刃物選びをすれば、必要な刃物は必然的に決まるよ。って教えていただきました♪
当たり前の事なんですけど、ほんと無知だったので完成形までのストーリーとか全く分からなかったんです。。。
出張の日が進むほど、マシニングの奥の深さが身に染みます。(この深さマリアナ海溝かっ!)
作りたいものを頭の中で思い描いた通りに物が出来上がり、逆に思い描けないと物が作れない
かなり知識とセンスと発想力(アイデア)を求められる機械なんだなと思い知りました。
出張先で写真撮りまくったんですが、刃物の写真ばかりで企業秘密もあるかもしれないし
迷惑になりかねないのでやめておきます。
出張より、戻った9月の2週目から、本格的に刃物選定に入り購入。
3週目に入り刃物が揃い出した所で、座ぐりとドリル加工及びタップ加工のテストをやってみました。
初めて、助言無しで作成したデータを切削する時が来た♪
改良する点がいろいろ見つかるも、形は完璧♪

それから数日後19mmのレーザーで切れない製品が入り、これまたマシニングで加工してみることに、、、
時は来た、初製品加工!!



めちゃくちゃ綺麗に仕上がりました(^^)v
やばいっすね。すごい感動です。
その後、更に更に難易度UP!
3D形状の型の製作にチャレンジ!
まずは、3Dの絵で穴の開いているところをどのような形状にするのか、検討して絵を描き直し、
どの刃物でどこまで追い込んでから、仕上げの刃物を入れるかとか
切削目を整えるためにはどういうパスを入れるべきかとか、考えれば考えるほど色々なパターンが出てきて
悩みに悩みました。


そんなこんなで切削するデータが完成!
それじゃ切削する準備します。って事でなんと言っても必要不可欠な材料を作ります。
材料を作るんです! そう!アルミの合金のZAS材を鋳造します。
その模様はこんな感じです。
少し涼しくなってきたとはいえ、炉にガンガン火をくべてアルミを溶かしているこの周辺の暑さは
たまったもんじゃなかったです。あちぃ~
ZAS鋳造動画はYou tube にアップしております→ ZAS鋳造




(最近、試作板金屋の仕事から離れて行ってる気がするW
材料も完成し、10月2日にいよいよ切削に取り掛かります。
フルバックで材料表面を面引きしまーす

順調順調っ♪
荒工具を走らせ~中荒いき~の仕上げ工具!
刃物の勢いよく回る音に少々ビビりながら、ガリガリいく心地よい音♪
これこれっ
切削動画も、You tube にアップしてます!→ マシニング加工

完成♪
とりあえず凹型完成!
加工途中の切削方法など、もっと工夫するべきところは見つかったけど、
出来上がった型は か・ん・ぺ・き V
感無量です。
続いて10月7日にこの金型の凸型を切削。
ガリガリといい音を立てて切削していきます。


さくさくっと完成♪
完成品を見ると少し筋が、、、、
刃物の走らせ方、順番、刃物の入れ方と出方こういう所をしっかり頭に入れて
加工データを作らないといけないなって勉強になりました。
この1ヶ月無知の所からほんと気合い入れて勉強してきました。
周速、送り速度、切削速度、切削ピッチ、スキャロップetc...分からない単語を勉強して
理解して、材質と工具突き出し量から最適だと思う条件を出して出来上がった製品を見た時
本当に嬉しくて嬉しくて、その日の晩のビールは美味でした♪
すべては、鈴鹿に勉強で出張させてもらったこと、受け入れてくれたこと
ここが本当に大きかったです。
あの1週間で無知の自分でも勉強できた内容があること、その作業風景を見つつ
その時は見ようと思って見ていなかったことでも、ほんの少し分かった今
「あっあれか」って何気ないことでも力として身についているんだと思います。
分からないことがあるから聞くというのと調べるということ以外にも
自分の知らない技術を見れるというだけですごい幸せな事だと実感しています。
また機会があれば是非とも行きたいと思いました。
そんなこんなでマシニング技術はまだまだたいしたこと無いかもしれないですが
着実に成長して行きますので、温かい目で応援お願いします。
朝昼の寒暖が激しくなってきましたね。
朝の出勤時に防寒着と手袋をもう付けてるHIROです。
アミヤにマシニングが導入されたのは以前のブログでも、書いたのですがその近況報告になります。
大分日にちが過ぎてしまったんですが、実稼動させられる知識を身に着けるべく、
鈴鹿にある、金型屋様のところで1週間マシニングの勉強をさせて頂けるという事で
9月1日より、1週間出張勉強してまいりました。
旅立ちますっ!

実際、専門家の方がマシニングを動かしているのを見るのは初めてで、
今思えば、見ることに必死になる事で精一杯でした。
今回の出張の目的は、「アミヤの工場に何の工具が必要なのか選定する」です!
材料をどういう刃物で削りたいか、最終形状までどういうアプローチで刃物を選択するか
そういうことを考えながら刃物選びをすれば、必要な刃物は必然的に決まるよ。って教えていただきました♪
当たり前の事なんですけど、ほんと無知だったので完成形までのストーリーとか全く分からなかったんです。。。
出張の日が進むほど、マシニングの奥の深さが身に染みます。(この深さマリアナ海溝かっ!)
作りたいものを頭の中で思い描いた通りに物が出来上がり、逆に思い描けないと物が作れない
かなり知識とセンスと発想力(アイデア)を求められる機械なんだなと思い知りました。
出張先で写真撮りまくったんですが、刃物の写真ばかりで企業秘密もあるかもしれないし
迷惑になりかねないのでやめておきます。
出張より、戻った9月の2週目から、本格的に刃物選定に入り購入。
3週目に入り刃物が揃い出した所で、座ぐりとドリル加工及びタップ加工のテストをやってみました。
初めて、助言無しで作成したデータを切削する時が来た♪
改良する点がいろいろ見つかるも、形は完璧♪

それから数日後19mmのレーザーで切れない製品が入り、これまたマシニングで加工してみることに、、、
時は来た、初製品加工!!



めちゃくちゃ綺麗に仕上がりました(^^)v
やばいっすね。すごい感動です。
その後、更に更に難易度UP!
3D形状の型の製作にチャレンジ!
まずは、3Dの絵で穴の開いているところをどのような形状にするのか、検討して絵を描き直し、
どの刃物でどこまで追い込んでから、仕上げの刃物を入れるかとか
切削目を整えるためにはどういうパスを入れるべきかとか、考えれば考えるほど色々なパターンが出てきて
悩みに悩みました。


そんなこんなで切削するデータが完成!
それじゃ切削する準備します。って事でなんと言っても必要不可欠な材料を作ります。
材料を作るんです! そう!アルミの合金のZAS材を鋳造します。
その模様はこんな感じです。
少し涼しくなってきたとはいえ、炉にガンガン火をくべてアルミを溶かしているこの周辺の暑さは
たまったもんじゃなかったです。あちぃ~
ZAS鋳造動画はYou tube にアップしております→ ZAS鋳造




(最近、試作板金屋の仕事から離れて行ってる気がするW
材料も完成し、10月2日にいよいよ切削に取り掛かります。
フルバックで材料表面を面引きしまーす

順調順調っ♪
荒工具を走らせ~中荒いき~の仕上げ工具!
刃物の勢いよく回る音に少々ビビりながら、ガリガリいく心地よい音♪
これこれっ
切削動画も、You tube にアップしてます!→ マシニング加工

完成♪
とりあえず凹型完成!
加工途中の切削方法など、もっと工夫するべきところは見つかったけど、
出来上がった型は か・ん・ぺ・き V
感無量です。
続いて10月7日にこの金型の凸型を切削。
ガリガリといい音を立てて切削していきます。


さくさくっと完成♪
完成品を見ると少し筋が、、、、
刃物の走らせ方、順番、刃物の入れ方と出方こういう所をしっかり頭に入れて
加工データを作らないといけないなって勉強になりました。
この1ヶ月無知の所からほんと気合い入れて勉強してきました。
周速、送り速度、切削速度、切削ピッチ、スキャロップetc...分からない単語を勉強して
理解して、材質と工具突き出し量から最適だと思う条件を出して出来上がった製品を見た時
本当に嬉しくて嬉しくて、その日の晩のビールは美味でした♪
すべては、鈴鹿に勉強で出張させてもらったこと、受け入れてくれたこと
ここが本当に大きかったです。
あの1週間で無知の自分でも勉強できた内容があること、その作業風景を見つつ
その時は見ようと思って見ていなかったことでも、ほんの少し分かった今
「あっあれか」って何気ないことでも力として身についているんだと思います。
分からないことがあるから聞くというのと調べるということ以外にも
自分の知らない技術を見れるというだけですごい幸せな事だと実感しています。
また機会があれば是非とも行きたいと思いました。
そんなこんなでマシニング技術はまだまだたいしたこと無いかもしれないですが
着実に成長して行きますので、温かい目で応援お願いします。
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